少年少女科学クラブ

先日お知らせを貰った精華出身者の展覧会を見ようとgalleryiteza.org - に行ったら、期日を間違えていて、先週末で終わっていたのだった。福岡さん、ゴメンナサイ→galleryiteza.org - 。Voice Gallery pfsでやっている中塚智くんの個展のDMと一緒に入っていたので、一緒の期間だと思い込んでしまったのだった。


で、射手座でやっていたのは、少年少女科学クラブというアーティストの《闇よりおのずからほとばしる光》というインスタレーションgalleryiteza.org - 。これが面白かった。「科学」って付いている時点で、科学博物館好きとしては惹かれた上に、入り口に「1500Vの電流が流れているので、注意」みたいなことが書いてあって、さらに盛り上がる。


暗い室内に入ると、奥に木製の直方体の上に金属棒が二本出ている機械が4つある。木と金属棒の組み合わせが、少しテルミンみたいにも見える。木製の筐体の中央には、オレンジ色のパイロット・ランプが付いており、それが点ると、二本の金属棒の間を雷のような放電電流(この呼び方で良いのか?)が上に昇っていく。棒は平行ではなく、段々開いていくので、間が開きすぎると放電しきれなくなるのなるのか、途中で消える。4つの機械が、そのような動作をランダムに繰り返していく。galleryiteza.org - に載っている写真は、その様子を長時間露光で撮ったものだと思う。
電流が昇っていくときに、ジジジというような音を立てるのだが、それが機械によって音程が違って、ハモっているような状態になる。それが面白い。機械、電気好きの方は、是非見に行ってみて。http://www.kyotoartmap.org/2008/の企画らしい。


帰りに置いてあるブックレットを持って帰ってみたら、谷本研くん(『ペナント・ジャパン』の人)によるマンガも載っていて、吃驚。ちなみに「少年少女科学クラブ」の正体は、どうやら京都造形芸術大の教員の方らしいです。