息を呑む

morohiro_s2008-10-15

見付けて、息を呑むどころか、実は「おぅ」と小さく声を上げてしまったほどの見事な無用門。階段状の尖塔アーチ型の立派な入り口がものの見事に閉鎖されている。無用階段+無用門のダブル・パンチなり。



よく見るとその向こうには給湯室が。折角南向きの好条件を活かしたかったんだろうか、新たに窓も拵えて。木が古びていることから、結構昔に閉ざされたんだろう。



ほら、湯沸器。


建造物は、無用窓 - 蒼猴軒日録でも書いた同志社の有終館。フジツボのようにさまざまな超芸術を身に纏った国指定の重要文化財トマソン的にも重要物件である。



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http://sano567.web.infoseek.co.jp/KYOUTORETORO/sakuin/sakuindata/Ddai-yuushuu.htmに書いてあるとおり、上から見ると、成る程十字架の形をしている。
有終館の北側の建物に、非常勤の講師控え室があり、その二つの建物の間に喫煙所があるので、毎週、煙草を吸いながら有終館の裏手を観察しているのだ。