フロッギング・モリー

最近、はまっているバンド。


Drunken Lullabies

Drunken Lullabies


アイリッシュ・トラッド+パンクというザ・ポーグス直系バンド。イギリスではなく、ロサンゼルスのバンドである。Youtubeドロップキック・マーフィーズ(こちらはボストン出身)のヴィデオを見ていて、そのついでに出逢った「ドランクン・ララバイズ」のPVがあまりに格好良く、何回も試聴した後に、ついにアルバム購入。高速2ビートに、バンジョーアコーディオン、ティン・ホイッスル、フィドルなどが絡む。ヴォーカルもポーグスのショーン・マクガワンに似たがらがら声。


さっき気付いたのだけど、相当前に買ったケンショー先生のコンピレーション『LONDON NITE 01~ALL-TIME REAL GREATEST HITS~』にも入っていたのだった。なんでその時は反応しなかったんだろう。なんとなく口惜しい。


ロックの誕生におけるアフリカ系アメリカ音楽の影響は評価されているのにかかわらず、もう一つの大きな源泉であるアイルランド音楽の影響が過小評価されすぎているという説を、『アイリッシュ・ソウルを求めて (the Roots of Rock)』という本で読んで、ナルホドと納得していた割には、ポーグスやヴァン・モリソン以外のアイルランド系ロックはあまり聴いてこなかった。これを機会に、ザ・チーフタンズや、さらにはもっと古いものも聴いてみようと思う。祖母はアイルランド系+ポーランド系のアメリカ人だったらしいのは、置いておいても。