現場発光

morohiro_s2009-03-06

発光が続く。今日のは、夜の工事現場の強烈な発光。


発光/glowingネタが多いのは、翻訳しているバッチェンの本の中に、「発光の画家」ジョセフ・ライト・オヴ・ダービーについての論が出てきて、興味を持ったから。こんな絵↓



光ってます。〈空気ポンプのなかの鳥に関する実験〉(1768、ロンドン国立ギャラリー所蔵、出典:File:An Experiment on a Bird in an Air Pump by Joseph Wright of Derby, 1768.jpg - Wikimedia Commons)。



これも派手に光ってます。〈哲学者の石を探求する錬金術師〉(1711、ダービー博物館・美術館所蔵、出典:File:JosephWright-Alchemist.jpg - Wikimedia Commons)。



ボクがこの画家の名前を知ったのは、この作品。〈コリントスの娘〉(1782-84、ワシントン国立ギャラリー所蔵、出典:http://www.nga.gov/fcgi-bin/timage_f?object=61396&image=15725&c=gg61)。プリニウスの「素描の起源」を描いたものとして有名だけど、じゃあどこが発光しているのかといえば、右奥に見える陶工の父親の窯である、とバッチェン氏の指摘で気付く。