ズート・スーツ

そういえばズート・スーツは、長ラン+ボンタンの原型だって指摘を以前見たことがあって、ナルホドと思った覚えがある。何処だったかなと検索してみたら速水健朗氏のブログだった。


ケータイ小説とかタイアップ歌謡の話も面白かったけれど、こうしたトピックとか、何よりも「ディスコの精神史」についての本、出して欲しいもんです。


ズート・スーツを来たキャブ・キャロウェイの勇姿は↓。
Hi De Ho Man
もちろん映画『ブルース・ブラザース [DVD]』でも、その姿は拝める→映画では、白い燕尾服でした


しかし、ザ・ハイ・ナンバーズ(後のザ・フー)の曲「ズート・スーツ」は、明らかに過剰の極みであるキャブ・キャロウェイのスーツの対極のモッド仕様のスーツ、すなわち、モダニズムミニマリスト・スーツを指している筈なんだが、なぜ「ズート・スーツ」なんだろう。普通のスーツから逸脱したスーツは、それが過剰であれシンプルであれ、「ズート」であったんだろうか。


アルバム『四重人格』に入っている「カット・マイ・ヘア」でも、「5インチのサイド・ベンツの白いズート・スーツ・ジャケット」って唄っているし。誰か教えて。
四重人格さらば青春の光 [DVD]