アイ・ノ・コリーダ
昨日、ヘッドフォンでじっくり聴いて、やっぱスゴイと思ったよ、クインシー・ジョーンズ先生。
- アーティスト: クインシー・ジョーンズ,パティ・オースティン,ジェイムス・イングラム
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2008/05/28
- メディア: CD
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フィリー、ディスコ、ファンク、ソウル、サンバ、ロック、ジャズの美味しいところだけ取ってきて、エグミ、クサミを抜いて(それが物足りないところもあるんだけど)、万人に聞きやすく提供するという仕事。でも「アイ・ノ・コリーダ」では、後半の盛り上がりまくりのところで、アーニー・ワッツにブイブイ吹かせるという心遣いも忘れない。他の曲では、ハービー・ハンコック、スティーヴィー・ワンダー、トゥーツ・シールマンスなどを、さらっと呼んでくるし。さすが人脈。「よっ、重役!」と間の手を入れたくなる。でも歌とリズム・セクションは、信頼する子分たちに任せて締める。
でも、上記のようにヘッドフォンで聴いて、一番感銘を受けたのは、子飼い中の子飼い、ルイス・ジョンソンのベース。ブラザーズ・ジョンソンでの派手なスラップのイメージが強いけど、親分仕事をするときには、一歩引いて、ツボをきちっと押さえたラインを奏でている。クインシーに呼ばれたら、「わっかりましたぁ〜、オヤカタァ(@スネークマン・ショー)」って感じなんだろうな。
←これは、派手なときのルイス。
クインシーのプロデュースでのルイスの渋い仕事ぶりを聴くことができるのがこれ↓。
- アーティスト: Michael Jackson
- 出版社/メーカー: Epic
- 発売日: 1999/06/14
- メディア: CD
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