ジェームズ・コットン・バンド

ケニー・ジョンソンの途轍もなく切れの良いビートに、マット・「ギター」・マーフィーのお洒落で複雑なコード・ワーク、そしてその上に乗っかるコットンの超絶技巧のブルース・ハープという奇跡の取り合わせで知られる70年代中盤のジェームズ・コットン・バンド。ブルース、R&B、ファンクと領域を横断し、とくにブギ・リズムのタイトさ具合は強烈で、愛して止まないバンドの一つである。ブルース・ブラザーズ・バンドの凄いところは、スティーヴ・クロッパー、ダック・ダンのMG's(もう一つの奇跡的バンド)に、ジェームズ・コットン・バンドのマットを化合させた点だと思う(スティーヴ・ジョーダンもウィリー・ホールもいいけど、ケニー・ジョンソンがドラマーとして採用されていたら、BBBはもっと格好良かったんではないかと思っている)


現時点で持っているのは以下。

100& Cotton

100& Cotton

Live & On the Move

Live & On the Move

Live, Electric Lady

Live, Electric Lady


よく考えたら、『綿100%』の次に出たアラン・トゥーサンのプロデュースによるアルバム、High Energyを持っていないことに気付いた。早速注文しよ。