日蝕から

日蝕ネタのジャケットといえば、エイドリアン・シャーウッド師によるブリティッシュ・ダブの金字塔のこれ。



ボクが持っていたアナログ盤は、黒一色だったような記憶があるが……


しかし「宇宙船アフリカ号」とは、言い得て妙。思い出すのが、W・ギブソンの『ニューロマンサー』で、ラスタばかりが住む宇宙ステーションが出て来て、そこでは常にダブの低音の振動が船全体を揺らしている(さらに水耕栽培で「聖なる植物」を育ててもいる)という描写。ギブソンは上記のレコードを知っていたのか?


ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)

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黒人音楽における未来/宇宙/テクノロジー志向については以下を参照のこと。

TheLastAngelOfHistory [DVD]

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日蝕からは随分ずれた。ズレついでに久しぶりにサミュエル・ディレイニーを読み返したくなった。
バベル17 (ハヤカワ文庫 SF 248)ノヴァ (ハヤカワ文庫SF)アインシュタイン交点 (ハヤカワ文庫SF)サイボーグ・フェミニズム