マッド・プロフェッサー
昨晩、iTMSをうろちょろしてたら、浜崎あゆみの曲(『MY STORY』所収の「Happy Ending」)をマッド・プロフェッサーがリミックス/ダブしている曲を見つける。↓所収。
マッド・プロフェッサーがそういう仕事をしているというのは聴いたことがあったが、関西仕事しとるなぁという感想だけでスルーしていた。でも試聴してみて、思わず購入。さすが教授、最初だけ申しわけ程度に歌は残しているものの、あとは原曲の型をとどめないまでのぶち切れダブワイズ。まさに換骨奪胎とはこのことでしょ。あゆファンはこれを聴いてどう思うんだろ。試聴は以下で。
iTMS URL→浜崎あゆみの"HAPPY ENDING (MAD PROFESSOR Remix)"をApple Musicで
iTMSには、さらに配信専用のダブ・ヴァージョンが4ヴァージョンも。もはやあゆの姿はどこにもない。
- 浜崎あゆみの"HAPPY ENDING (マッド プロセッサー ダブ バージョン2)"をiTunesで
- 浜崎あゆみの"HAPPY ENDING (マッド プロセッサー ダブ バージョン2)"をiTunesで
- 浜崎あゆみの"HAPPY ENDING (マッド プロセッサー ダブ バージョン3)"をiTunesで
- 浜崎あゆみの"HAPPY ENDING (マッド プロセッサー ダブ バージョン4)"をiTunesで
しかし「換骨奪胎」って言葉、ほんまに字面が強烈やね。「骨ヲ換エ胎ヲ奪ウ」。山田風太郎作品が色々と想起される。意味について、『広辞苑』は以下のように記す。
- [冷斎夜話1](骨を取り換え、胎を取って使う意) 詩文を作る際に、古人の作品の趣意は変えず語句だけを換え、または古人の作品の趣意に沿いながら新しいものを加えて表現すること。俗に、「焼き直し」の意に誤用。[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]
まさにダブそのもの。
ちょっと大きくしてみようか。
換骨奪胎
いい字面でしょ。