賀茂川

賀茂川。葵橋を上がると、下流よりもさらに水鳥が多くなる。この鴨の群れは十数羽いただろうか。

ちなみに高野川と合流する今出川の賀茂大橋より下流は「鴨川」、それより上流は「賀茂川」と通例表記する（「加茂川」という表記もあり）。だから「上賀茂」で、「下鴨」となる。でも、鴨川 (淀川水系) - Wikipediaによれば、そのような使い分けは、さほど古くから行われていたわけでもないようだが。

賀茂川／賀茂川については以下のサイトが面白い。

• 鴨川
  • 賀茂川の源流から桂川と合流するまでの旅
• http://wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww.web.fc2.com/kyouto/kamogawa/index.htm
  • 賀茂川／鴨川の橋の写真。雲ヶ畑の岩屋橋から京川橋まで。
• 昭和10年の鴨川大洪水とその後の治水対策について／京都府ホームページ
  • 鴨川というのは、都市部を流れる川にしては異様に勾配が激しいらしい。東寺の五重塔の天辺が北山通と同じ高度だという有名な話を想起すれば、それも納得できる。というわけで鴨川は度々氾濫を繰り返したようで、その最後が1935年の「鴨川大洪水」。大変だったらしい。河原町まで水に浸かったとか。その後に造られた、鴨川の各所に存在する小さな堰のおかげで、おとなしい川になったみたいだが、鴨川・高野川の浸水想定区域図／京都府ホームページによると、可能性はゼロではない模様。

東京の友人に、市街地のど真ん中に、このような川があるのが羨ましいと云われたことがあって、確かにそうだと再確認したことを思い出す。『パッチギ』でも、要所で鴨川が使われていたな。