覗きからくり+水と土の芸術祭

新潟大集中講義2日目。朝、咳をして変な角度で腰を捻ったら、ズキンと懐かしい痛みが腰を襲う。ギックリ腰in新潟。でも軽度だったんで、保健室で湿布を貼って貰い、昼休みに病院に行って薬と腰痛バンドを貰って大丈夫。講義もちゃんとしたし、講義後に学生さんたちの有志と一緒に新潟市美術館に出かけて、「水と土の芸術祭」も見てきた。


お目当ては、以前も見た巻町の覗きからくり。授業内で触れて、実物をみんなに見て貰う。最近修復したらしく、確かに以前見たときよりも綺麗になっていた。あっ、写真を撮ってくるのを忘れた……

    • 小沢昭一の放浪芸などの見捨てられたパフォーマンスに対するロマンティックな愛情には、愛が深い分、ちょっと辟易するところがないではないが、こういう記録をちゃんと残していることは、やはり評価すべきだろう。以下にも、覗きからくりに関する記述が少しある。

日本の放浪芸 オリジナル版 (岩波現代文庫)

日本の放浪芸 オリジナル版 (岩波現代文庫)


で、他の展示がどうだったかというと、これが予想以上に(失礼)素晴らしかった。写真OKだったのでいくつか撮ってきた。




他に古物と額縁を使ったインスタレーションhttp://www.mizu-tsuchi.jp/art/artprofile/art21-1.html)、新潟各所の土を集めて展示した(http://www.mizu-tsuchi.jp/art/artprofile/art22.html)など、科学と芸術を橋渡しした展示コンシャスな作品が多く、講義の内容と繋がってよかった。牛腸茂雄のマーブリング作品(http://www.mizu-tsuchi.jp/art/artprofile/art61.html)も面白かった。マンゾク。腰痛を押して行ったかいがありました。