グラフィティ

パリのホテルの近くで見た強烈なグラフィティ。


もともと描かれていたグラフィティの上に、写真をあしらい、あごの線と眉毛を書き加えて、人の顔を出現させたパリンプセスト・グラフィティ。写真の部分が何らかの手段で刷られていたのか(パリのグラフィティは写真を基にしたステンシル系が多かった)、貼り付けられていたのか、はっきり覚えていない。とにかく圧倒された。


引いて見たところが↓


で、今日の講義でパリ土産噺をしていて、気付いたのだが、その前日に撮った同じ場所の写真には、この顔がない。どうやらボクが寝ていた間に作りあげられたものらしい。


もちろんグラフィティだから、一晩で仕上げられるのは当たり前なんだが、その日に居合わせたことに少し感銘を受けた。


ちなみにステンシル系はこんなの。
  


ベートーヴェンとレノン&アインシュタイン