コレクション

morohiro_s2010-02-13

コザルの働く車コレクション。仰山持っとるなぁ。色んな人に買うてもろうて。ボクの餓鬼の頃は、こんなには買うてもらえなかったと思う。


とはいえ、未だコレクションの欲望というものは、彼には見えない。しかし、言語を習得するにつれ、どんどん色々な欲望--欲求ではなく--が現れてきているのを、横で見ていると面白い。まだ「これ買ってぇえええええ」っていうのは、さほどないが、これから面倒くさくなってくるんだろう。吐息。なんてことを考えるのは、来週の講演会の司会に向けてコレクション論を色々復習しているから。今日はこの3冊をチェック。

蒐集 (Kenkyusha‐Reaktion Books)

蒐集 (Kenkyusha‐Reaktion Books)

On Longing: Narratives of the Miniature, the Gigantic, the Souvenir, the Collection

On Longing: Narratives of the Miniature, the Gigantic, the Souvenir, the Collection

お札行脚 (知の自由人叢書)

お札行脚 (知の自由人叢書)


ついでに再告知しときます。

第2回「文化遺産としての大衆的イメージ」公開講演会

コレクションの欲望:松浦武四郎フレデリック・スタール

    • 幕末の蝦夷地を探検し、「北海道」という名称を考案したことで知られる松浦武四郎(1818-88)は、また稀代のコレクターでもあった。その武四郎の生涯に魅せられ、最初の伝記を執筆したのが、シカゴ大学人類学講座の初代教授であったフレデリック・スタール(Frederick Starr, 1858-1933)。スタールもまた、「お札博士」と称されるほどの納札コレクターであった。本講演会は、これら二人のコレクション活動を手がかりに、明治から大正時代にかけて、どのような〈モノ〉が、誰のために、どのようにして、なぜ収集/展示されたのかについて考えることを目標とする。
  • 日時 2月19日(金) 13:00〜
  • 会場 同志社大学今出川キャンパス 至誠館2番教室
  • 主催 科研「文化遺産としての大衆的イメージ――近代日本における視覚文化の美学美術史学的研究」〔研究代表者:金田千秋(筑波大学大学院教授)〕
  • 協賛 大正イマジュリィ学会