コレクション
コザルの働く車コレクション。仰山持っとるなぁ。色んな人に買うてもろうて。ボクの餓鬼の頃は、こんなには買うてもらえなかったと思う。
とはいえ、未だコレクションの欲望というものは、彼には見えない。しかし、言語を習得するにつれ、どんどん色々な欲望--欲求ではなく--が現れてきているのを、横で見ていると面白い。まだ「これ買ってぇえええええ」っていうのは、さほどないが、これから面倒くさくなってくるんだろう。吐息。なんてことを考えるのは、来週の講演会の司会に向けてコレクション論を色々復習しているから。今日はこの3冊をチェック。
- 作者: ジョンエルスナー,ロジャーカーディナル,John Elsner,Roger Cardinal,高山宏,浜口稔,富島美子
- 出版社/メーカー: 研究社出版
- 発売日: 1998/11
- メディア: 単行本
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On Longing: Narratives of the Miniature, the Gigantic, the Souvenir, the Collection
- 作者: Susan Stewart
- 出版社/メーカー: Duke Univ Pr
- 発売日: 1993/05/01
- メディア: ペーパーバック
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- 作者: フレデリックスタール,山口昌男,Frederick Starr
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本
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ついでに再告知しときます。
第2回「文化遺産としての大衆的イメージ」公開講演会
コレクションの欲望:松浦武四郎とフレデリック・スタール
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- 幕末の蝦夷地を探検し、「北海道」という名称を考案したことで知られる松浦武四郎(1818-88)は、また稀代のコレクターでもあった。その武四郎の生涯に魅せられ、最初の伝記を執筆したのが、シカゴ大学人類学講座の初代教授であったフレデリック・スタール(Frederick Starr, 1858-1933)。スタールもまた、「お札博士」と称されるほどの納札コレクターであった。本講演会は、これら二人のコレクション活動を手がかりに、明治から大正時代にかけて、どのような〈モノ〉が、誰のために、どのようにして、なぜ収集/展示されたのかについて考えることを目標とする。
- 日時 2月19日(金) 13:00〜
- 会場 同志社大学今出川キャンパス 至誠館2番教室
- 主催 科研「文化遺産としての大衆的イメージ――近代日本における視覚文化の美学美術史学的研究」〔研究代表者:金田千秋(筑波大学大学院教授)〕
- 協賛 大正イマジュリィ学会
- プログラム
- 講演者略歴
- ヘンリー・スミス(Henry D. Smith II)
- 岸文和