杉村篤展
10月23日から京都国際マンガミュージアムにて以下の展覧会が開催されます。昔から杉村さんを知っていた関係で、僕も少しお手伝いをしました(展覧会にも小文を寄せています)。
60/70年代のサブカルチャー、カウンター・カルチャーに興味ある方は是非。
「杉村篤−マンガからイラストレーションへ」展
- 杉村篤~マンガからイラストレーションへ | Clone of 京都国際マンガミュージアム - えむえむ
- このたび、1960年代にマンガ家として出発し、1970年代に小説の挿絵や本・雑誌の表紙にイラストレーションを発表、細密な描線とショッキングな色彩で異彩を放った杉村篤氏の1960〜80年代の業績を紹介する展覧会を下記のとおり開催します。
- 本・雑誌の表紙や小説の挿絵など、出版文化の中で主に活躍する「イラスト(レーション)」は、1枚の絵の中に、絵としての美しさや存在感だけでなく、物語や世界の広がりを感じさせるという点では、カートゥーン(風刺漫画)に通ずる部分もあると同時に、表紙や誌面で文字と調和しつつ彩りを添える、デザイン的な魅力も重要で、その他の絵画とは異なる独特の性質を持っています。氏は、まだ日本で「イラストレーション」という言葉がほとんど知られていない時代に、横尾忠則氏や宇野亜喜良氏らと同様に、絵画・マンガ・デザインにまたがる、「イラストレーション」という新たな領域を切り拓いた先駆者の一人であり、本展では、氏のマンガ作品からイラストレーション作品までを紹介します。
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- 期間 2010年10月23日(土)〜12月12日(日)
- ◇午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで)
- ◇休館日:毎週水曜日、11/4(木)
- ※11月3日(水・祝)は祝日のため開館
- 会場 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー6
- 料金 無料
- 主催:京都国際マンガミュージアム
- 期間 2010年10月23日(土)〜12月12日(日)
- 展示内容
- 杉村篤氏のマンガ作品、小説の挿絵・雑誌表紙、イラストレーション作品など総計約50点以上
- その他、アニメーション作品「異分子」(アニメーション制作:大高那由子)のモニターでの上映も実施いたします。
- 杉村篤(すぎむら・あつし)氏について
- 作者: 杉村篤
- 出版社/メーカー: 白楽
- 発売日: 2010/05
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 16回
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- 1966年発行の私家版の復刻です。
- 杉村さんが装丁されていた筒井康隆の文庫本表紙
- こちらは『面白半分』誌の表紙
杉村さんは、ご子息たち(ロン〔元ブルー・マウンテンズ/ミライ〕、故クリーンヘッド・ギムラ〔元東京スカパラダイス・オーケストラ〕、杉村ルイ〔元ザ・ヘアー/スカパラ、現ザ・ローカルズ〕)を通じて、僕が20代の頃に知り合ったのですが、それから20年経っても全然変わらず、ド・ファンキーなお方です。
ちなみにルイのバンド、ザ・ローカルズ。むっちゃ格好イイです。