「ロックな時代 1968-1978」展
京都精華大情報館で開催中の展覧会です。60,70年代のロック、フォークのミュージシャン達、俳優、作家、さらには三里塚闘争のドキュメンタリーまで。お近くにいらしたら是非是非。
- 京都精華大学情報館 - 情報館特別展示 『ロックな時代1968-1978 中村冬夫写真展』
- 団塊の世代に属する写真家・中村冬夫は、小学生の時初めてカメラを手にした時の感動を今も持ち続ける「カメラ小僧」である。彼が青春時代を過ごした 60〜70年代は、若者が世間に対して積極的にものを申していた時代である。ある者は歌い手として、ある者はアーティストとして、またある者は著作家として、そして中村冬夫はカメラマンとして。彼の眼を通して切り取られた時代の肖像、それは「ロック的」としか呼べない熱い時代を語る。彼がレンズを向けた三里塚、ロックコンサート、文芸といった場を動かしていたのは、近代の黄昏に立ち向かった人間の熱い魂だった。閉塞感を抱える現在(いま)、中村冬夫の作品を通してあの時代を感じてみよう。
今日の夜は以下の講演会。
- 特別講演会 『ロックな写真のとりかた』
- 12月3日(金)18:00〜19:30
- 場所:京都精華大学情報館1階メディアセンターホール
- ゲスト:中村冬夫
- 司会・進行:島本 浣(情報館館長)