第7回神戸大学芸術学研究会 「身体と同一性」

来週土曜日、以下のシンポジウムに登壇します。タイトルは「遺影と擬写真――ずれていく同一性」としました。例によって遺影写真ネタですが、「身体と同一性」にからめて新味が出せればと思っています。
お時間あれば、どうぞご来場の程を。

第7回神戸大学芸術学研究会「身体と同一性」

  • 主旨
    • 現在、われわれの身体は何処にあるのだろうか。ネットワークにみずからの身体を接続し、記録、公開することが常態化しつつある現在、その欲望や衝動を駆り立ててきたのが、19世紀以来の複製技術と身体の遭遇にあったことは疑いない。では、われわれの身体は実際にそれらテクノロジーとどのように接続し、混ざり合い、表出させられてきたのか。そのとき、身体の同一性は、どのように保証され、または揺るがされるのか。本研究会では、肖像写真、フォノグラフ、遺影写真を具体例に、以下のパネリストの報告から「身体の在処」を議論していく。
  • プログラム