2012-11-15 第7回神戸大学芸術学研究会 「身体と同一性」 来週土曜日、以下のシンポジウムに登壇します。タイトルは「遺影と擬写真――ずれていく同一性」としました。例によって遺影写真ネタですが、「身体と同一性」にからめて新味が出せればと思っています。 お時間あれば、どうぞご来場の程を。 第7回神戸大学芸術学研究会「身体と同一性」 時間:2012年11月24日(土)14時30分~ (聴講無料・来聴自由) 場所:神戸大学 文学部A棟1階 学生ホール 主催:神戸大学芸術学研究会(神戸大学大学院人文学研究科古典力・対話力プログラム、映像諸文化研究会) 研究活動2012│神戸大学芸術学研究室 主旨 現在、われわれの身体は何処にあるのだろうか。ネットワークにみずからの身体を接続し、記録、公開することが常態化しつつある現在、その欲望や衝動を駆り立ててきたのが、19世紀以来の複製技術と身体の遭遇にあったことは疑いない。では、われわれの身体は実際にそれらテクノロジーとどのように接続し、混ざり合い、表出させられてきたのか。そのとき、身体の同一性は、どのように保証され、または揺るがされるのか。本研究会では、肖像写真、フォノグラフ、遺影写真を具体例に、以下のパネリストの報告から「身体の在処」を議論していく。 プログラム 14:30 - 開会/司会 増田展大(日本学術振興会特別研究員) 14:40 - 報告1 橋本一径(早稲田大学文学学術院准教授) 15:15 - 報告2 秋吉康晴(神戸大学人文学研究科博士課程後期課程) 15:50 休憩 16:00 - 報告3 佐藤守弘(京都精華大学デザイン学部准教授) 16:35 - 全体討論 17:30 - 終了予定