『[CTRL]SPACE:監視の修辞学--ベンサムからビッグ・ブラザーまで』
CTRL [SPACE]: Rhetorics of Surveillance from Bentham to Big Brother
- 作者: Thomas Y. Levin,Ursula Frohne,Peter Weibel
- 出版社/メーカー: The MIT Press
- 発売日: 2002/05/15
- メディア: ハードカバー
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2002年にカールスルーエのZKMで行われた展覧会図録、トーマス・Y・レヴィン、ウルスラ・フローネ、ペーター・ヴァイベル編『[CTRL]SPACE:監視の修辞学--ベンサムからビッグ・ブラザーまで』が届いた。近現代社会における「監視」を主題としたエッセイ(なかなか面白いセレクション)と作品(プロジェクト)を収めたもの。「[CTRL]SPACE」ってしかし格好良い、巧いタイトルだなぁ。ちなみにマックでこういうショートカットはない(アプリケーション・レヴェルではあるかもしれないけど)。
- 01,監視の現象学
- 02,監視と処罰
- 03,観察の政治学
- 04,監視者の快楽
- ペーター・ヴァイベル「快楽と一望監視主義」
- スラヴォイ・ジジェク「ビッグ・ブラザー、あるいは眼を超えたまなざしの勝利」
- ヴィクター・バーギン「ジェニの部屋:露出と孤独」
- ブランデン・W・ジョセフ「普通のこと〔Nothing Special〕:アンディ・ウォーホルと監視の勃興」
- ウルスラ・フローネ「『スクリーン・テスト』:メディア・ナルシシズム、演劇性、内面化された観察者」
- プロジェクト:アンディ・ウォーホル、ピエール・ユイグ、ジュリア・シャー、ジョーダン・クランドール、メリー・アルパーン、ハーコ・ハーグスマ、ジェニー・マーケトウ、ウルフ・ルンディン、ユルゲン・マイヤー・H
- 05,管理された空間
- 06,システムを追跡する
- レフ・マノヴィッチ「近代の監視機械:遠近法、レーダー、3Dコンピュータ・グラフィックス、コンピュータのヴィジョン」
- マッケンジー・ワーク「戦利品からヴェクトルへ〔To the Vector the Spoils〕」#訳せない・・・
- 07,管理、監視、日常生活
- 08,改鋳:監視的撹乱
ドイツ語読みすべきか、英語読みすべきか、フランス語読みすべきかわからないのもあるし、どう訳して良いのか分からないのもあった。その辺りはご勘弁を。