「ゲームのルール」詳細

久しぶりに山田風太郎の『魔界転生』(上ISBN:4062645424、下ISBN:4062645432)を読み直している。で、このブログのフッタに書いてある「ゲームのルール」(上巻、pp. 388~447)についての詳細。
>>天草の乱の生き残り、森宗意軒は、西洋伝来の妖術(黒魔術?)と忍法をミックスして、死者を蘇らせる忍法「魔界転生」をあみだす。この世に恨みを遺して死に、忍法によって蘇った者は、生前以上の力とデモーニッシュな心を持つ。蘇った者は、荒木又右衛門、天草四郎、田宮坊太郎、宮本武蔵宝蔵院胤舜柳生但馬守、柳生如雲斎という名剣士ばかり(天草四郎はちょっと違うが)。由井正雪を巻き込んだ宗意軒は、紀州徳川家を抱き込み、魔剣士たちを使って幕府転覆を計画する。彼らが最後に抱き込みたかったのは柳生十兵衛であったが、十兵衛はそれを拒み、魔剣士たちと対決することになる。