書評

短い書評がhttp://www.sal.tohoku.ac.jp/de/bulltn_0.html48号(東北ドイツ文学会)に掲載された。ドイツの専門家でも、文学の専門家でもない僕が書いた理由は、今号の特集が「ドイツ語圏におけるコミックとコミック研究」で、その一環としてM・t・ディーク、J・バルツァーによるマンガ『ハロー・ドゥルーズ!』をさまざまな領域の研究者が評するという企画であったからである。僕は、そのマンガがフォトコピーを利用している点に着目して「フォトコピーのノイズ」という小文を寄せた。あとの評者陣は、夏目房之介、足立典子、森田直子、ベティーナ・ギルデンハルト、高橋瑞木、前田良三、梅木達郎、大里俊晴、小池隆太、小山昌宏檜垣立哉、吉岡洋、吉村和真、神尾達之の各氏。別冊としてマンガの日本語版が添えられ、それにはジャクリーヌ・ベルントさんの序文が付いている。