見学会

日本美術史(留学生)の課外授業として、京都国立博物館の平常陳列に学生と行く(3人しか来なかったけど・・・)。久しぶりに見た常設は懐かしかった。子供の頃、考古のコーナーがとにかく好きだったから。絵画では、相阿弥《瀟湘八景図》、長谷川等伯《波濤図》には圧倒された。小品では、狩野尚信《双鷺図》が、力が抜けていて良い感じである。おおっ、日本美術史だぁ〜。
あと、新収蔵品で珍しいものがあった。乾隆帝が、カスティリョーネに下図を書かせ、パリに発注して作らせた巨大な銅版画。ジュンガルとの戦いに勝った記念らしい。やっぱり、僕は、こういう感じのものに流れるようである。