ややこしい

先述(id:morohiro_s:20050705)のように、良いスピーカーを手に入れて楽しんでいる。普通はレゲエなどを聴くのに良い自分で調整したドンシャリ(中音部が小さくて、高音と低音が大きい)のイコライジングiTunesのイコライザ)にしている。で、これはエレクトロニカやヒップ・ホップなどに合うのは当然として、ロックにも合う(歌をそんなに聴くタイプではないので)。

ところが、ジャズを聴くときに問題が出てくる。アコースティック・ベース(コントラバス)というのが、倍音構成の差か、エレクトリック・ベースやシンセサイザーによるベースと比べて割れやすい。低音そのものは当然レゲエ、しかもジャマイカ物の方が格段に凄いはずなのに、そちらは大丈夫なのに、ミンガスのベースとかが割れてしまう。
もちろん、「jazz」というプリセットにすればいいのだが、なんかベースの音がぼあ〜とだらしがない。それなら僕自身のセッティングの方がいい。
ならヴォリュームの細かい調整だろうと思って調整しはじめたらややこしいことこの上ない。「歪む」というのはカフカが(もとい)、「過負荷」が掛かる訳で、ヴォリュームが複数ある場合、音源に近い方が、遠い方に比べてヴォリュームが大きいと歪むのである。ギターのナチュラル・オーヴァードライヴはこうやって掛けるのだが・・・。
で、なんでややこしいかというと、イコライジング(以下、eq)だけで3個、ヴォリューム(以下、v)に至れば5個もあるから。なんでこうなっているかというと、音源に近い順番で、iTunesの「イコライザ」(eq/v)→プラグ=インのVolume Logic*1(eq/v)→iTunesの本体ヴォリューム(v)、コンピュータの音量(v)、そしてスピーカ(eq/v)。はあ、疲れた。書いてるアタシも疲れた(志ん生黄金餅)。
で、必死で調整して、ジャズにもレゲエにもロックにもパンクにもそれぞれそれなりにあうセッティングにした(アルバム毎にeqをセットしておけばいいのだけど)。