イメージ・リーディング叢書

そういえば『異形の王権』がもともと収められていた平凡社の「イメージ・リーディング叢書」は面白いシリーズだった。80年代〜90年代前半にかけての「絵を読む」ブームはこれによって加速したのではないかと思う。木下直之美術という見世物―油絵茶屋の時代 (イメージ・リーディング叢書)』、高橋康夫『洛中洛外―環境文化の中世史 (イメージ・リーディング叢書)』、今谷明京都・1547年―描かれた中世都市 (イメージ・リーディング叢書)』、柏木博『肖像のなかの権力―近代日本のグラフィズムを読む (イメージ・リーディング叢書)』など読み耽った本が多い。このシリーズ、続けて欲しいものだったが・・・。
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