見学会

細見美術館琳派展シリーズ「俵屋宗達--琳派誕生」(http://www.emuseum.or.jp/Pages/event_soutatsu.htm)に、日本美術史の受講生とともに行く(この美術館は、精華大の学生証があれば無料なので、学生を連れて行きやすい)。琳派自体にはさほど興味がないのだが(琳派につきまとう「装飾性」や「日本性」の言説には興味あり)、なかなか面白いものもあった。とくに宗達の、没骨法とたらし込みを組み合わせた水墨。当時「影のような画」と評されていたらしい。たしかにシルエット画のようである。「影」と言われたら、影マニア(高山宏に言わせれば「オンブロマニア」)としては、黙っていられない。11月22日からは《蓮池水禽図》(→http://www3.kyohaku.go.jp/cgi-bin/list.cgi?gazo_no=1&mz_synm=0000000737&name1=%CF%A1%C3%D3&limit_no=0)が展示されるらしいし、もう一回行こうかな。