パンク:アティテュード

こないだアティテュードの話を書いたが、思いっきりそういうタイトルのDVDが出ていた。ロキシーのDJ、BADのメンバー、というか今やパンクの語部ドン・レッツ監督。

パンク:アティテュード [DVD]

パンク:アティテュード [DVD]

ザ・ポップ・グループが動いてる・・・これだけでも観る価値有り(すっごく短いけど)。ドレッドにする前のバッド・ブレインズも。
相当、上手くまとめてある。アメリカのガラージ・パンクからNYアンダーグラウンド。ロンドン・パンク、ポストパンク。ノー・ウェイヴ、LAハードコア。さらにグランジから現在まで。いい意味で教科書。一家に一枚。「rebel」であることをパンクの中心としすぎている感はあるが。
しかし、年月は怖ろしいもんで、皆さんの変わり方には笑ってしまった。ゴスな細木数子(スージー・スー)、髭の短いジェリー・ガルシア(トミー・ラモーン)、かまやつヘアにピンクのマニキュアの爺さん(デイヴィッド・ジョハンセン)。あと髪の毛がいっちゃった人々(ミック・ジョーンズ、ハワード・ディヴォート)、2,3倍に膨れあがった人々(ジェームズ・チャンス、スティーヴ・ジョーンズ・ジェロ・ビアフラ)・・・
フィルモグラフィをみたら、ドン・レッツは、最近ギル・スコット=ヘロンやサン・ラのドキュメンタリーを撮ったらしい。