2005-12-30 セヴェラルネス book 昨日届いた。セヴェラルネス 事物連鎖と人間作者: 中谷礼仁出版社/メーカー: 鹿島出版会発売日: 2005/12/23メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 84回この商品を含むブログ (43件) を見る中谷氏の発表(『うごくモノ 「美術」以前の価値とは何か』所収)を以前聴き、『10+1』でも何回か読んでいたものが本の形にまとめられたので、アマゾンに予約していた。モノの転用を可能にし、また制限する、形態に由来する「セヴェラルネス(いくつか性)」についての論議(まだきちんと読んでいないので、間違っているかも知れない)。レヴィ=ストロースのブリコラージュの概念とも通底するこの概念についてはまた読み終わってからちゃんと書くけど、多分今僕自身が考えていること--コレクション/展示論にも風景論にも--に関して非常に有用なヒントが詰まっていそうである。 あと、今日本屋で見かけて買ったもの。 ミシェル・パストゥロー『青の歴史』 鈴木貞美『日本の文化ナショナリズム (平凡社新書)』 あちこちで話題の『ユリイカ2006年1月号 特集=マンガ批評の最前線』