マンガ関係
昨日ニュートロンで買った雑誌二冊。
- 『美術手帖 2006年 02月号』:特集「マンガは芸術か:進化するマンガ表現のゆくえ」=『ユリイカ2006年1月号 特集=マンガ批評の最前線』に続いて『BT』も。やっぱ『テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ』効果か
- 『ART iT 季刊 アートイット Vol.2-No.3 2004・Summer/Fall』:特集「MangArt:マンガを我らに」
ついでに最近読んだマンガをいくつか。
- 田中圭一『ヤング田中K一 (ニチブンコミックス)』=相変わらずお下劣だなぁ。手塚パスティーシュの『神罰―田中圭一最低漫画全集 (Cue comics)』は必読。
- 唐沢なをき『唐沢なをきの幻獣事典 (KCデラックス)』=この人は絵が好き。ヲタはヲタでも、最近の萌えとかじゃなくて、『SFマガジン』的な屈折したアレで。水玉蛍之丞とか横山えいじとか、元祖とり・みきとか、さらに総本家吾妻ひでおとか。
- 相原コージ『真・異種格闘大戦 1 (アクションコミックス)/(2)』=久しぶりにヒット。動物好きと格闘技好きにはたまらないと思う。ヒクイドリvsアナコンダがツボにはまった。『神金』『コージ苑』的な画面の端の小ネタもいい。シバれる夜には相原コージ: たけくまメモ参照(引用されてる大山総裁発言は要チェック)。
- 二ノ宮知子『GREEN(1) (KC KISS)〜(4)』/『のだめカンタービレ(14) (KC KISS)』/『平成よっぱらい研究所―完全版 (祥伝社コミック文庫)』=『GREEN』は、『のだめ』のプロトタイプって感じ。主人公が野田恵に比べてまともな分、地味だな。『のだめ』は快調。「関西人って」「パリジアンみたいなもんデス」! あと、『平成よっぱらい〜』は、なんか懐かしくなるような酔い方(こんなに記憶は喪っていなかったけど)。
- いしいひさいち『にんにん物語―忍者無芸帳 (双葉文庫―ひさいち文庫)』=ニンジャものも大概読んでいるが、読んでも読んでも読んだことないマンガが出てくる。どんだけ仕事してるんだ、この人は。