ブラック・ウィドワーズ

数日前のコメント欄でfukayaさんが言及していたアイザック・アジモフ作の連作短編推理小説黒後家蜘蛛の会』。僕の意見としては、アームチェア・ディテクティヴものの最高峰だと思う(一編ごとに付いている前書きも楽しい)。作者および『黒後家蜘蛛の会』シリーズについては→アイザック・アシモフ - Wikipediaを参照。1巻から5巻まで、書影をずらっと並べてみよう。
黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2)黒後家蜘蛛の会 3 (創元推理文庫 167-3)黒後家蜘蛛の会 (4) (創元推理文庫 (167‐5))黒後家蜘蛛の会〈5〉 (創元推理文庫)
カヴァーが新しくなったみたいで、アジモフ御大の戯画になっている。多分、キダ・タローではないではない。そういえば誰かが、「もしキダ・タローが先に生まれていたら、モーツァルトは、《ウィーンのキダ・タロー》と呼ばれていたに違いない」と言っていた。