風景
今日も、昨日とは別口の学生たちの勉強会に参加。2、3回生有志で夏頃にグループ展をやるらしく、「風景」というものを一つのテーマに据えるのだそうで、その為に色んな理論を読んでいるという(積極的でえらいと思う。マジで)。バージャーとか柄谷とかの風景論をすでに読んだらしい。こないだ、自分たちでロバート・スミッソンに関する勉強会をしたというので、授業ネタもあるし、クラウスの「展開された場における彫刻」を読むことにする。
グリーンバーグの美術に関する考え方、それに対するクラウスの出方などをかいつまんで話す。で、後半はこないだの「ドイツ写真の現在」展について雑談。みんながどのようにあの展覧会を見たかが聞けて、非常に面白かった。話はずれにずれて、最終的には、何でか考現学の話になった。
次は、田中純『都市表象分析I (10+1 series)』か、シヴェルブシュ『鉄道旅行の歴史―19世紀における空間と時間の工業化』を読もうかと言う話。