ジュンク堂京都BAL店

2月末にオープンしたジュンク堂京都BAL店に、漸く行く機会があった。あまり時間がなかったので、しっかりと見ることはできなかったが、やはり「京都一」を謳うだけあって、なかなかの品揃えだった。四条店より通路が広く、見やすいし、結構輸入物の写真集なども豊富に置いてあった。僕の行動範囲に近いので、ちょくちょく行くことになるだろう。
人は結構入っていた。波及効果か、3、4Fの無印良品も少し活気づいていたように感じた。これにレコード屋が戻ってきてくれたらなぁ。
ただ、これは僕の興味のある本が、5Fに文庫と文学関係、6Fに社会思想系、7Fに芸術以外の人文系、8Fに芸術系と全階に散らばっているのが不便と言えば不便。これは、自分勝手なのかもしれないけど。でも、これは四条店にも言えることだけど、人文系と芸術系は一つフロアにまとめた方がいいんじゃないかと思う。
あと、平台が、潔いといって良い程ないのには驚いた。四条店も最近改装してこうなってたから、ジュンク堂全体の方針なのだろうか。図書館っぽくて、僕は嫌いじゃないけど、一般にはどうなんだろう。最近、流行りの大きな平台に、ヴィレッジ・ヴァンガード的な手書きポップの乱立(あれもそれなりに面白いけど、五月蠅くも感じる)に対する異議申し立てか? コピーは、「品揃えだけがとりえの愚直な本屋です」らしいし。
以前、河原町の本屋 - 蒼猴軒日録でも書いたが、三条〜四条間の河原町沿いでは、唯一の本屋さんとなるだけに、頑張って欲しい。