大学観光

赤門。「旧加賀藩上屋敷の門で将軍の娘が嫁したことを示す御守殿門である……」って、江戸泥絵の大名屋敷表象を研究していた時なら思っただろうが、最近では、手前にいる観光客の方が気になる。
大学観光ってのは、確実にジャンルとしてあって、またある程度の可能性もある。とはいっても、観光の対象となるのはごく一部の大学で、僕の本務校なんかは観光の対象とはならないが（とはいえ、昨今、すっかり定着したオープン・キャンパスってものは、学生誘致のために、観光のシステムを流用したものとも考えられるなぁ）。
で、最近さまざまな大学がその辺りに自覚的になってきて、UI（CIじゃなくって）も兼ねて、そういう施設を作っている。東大も御多分に漏れず、というかいちはやく反応したらしく、法人化を切っ掛けにhttp://shop.utcc.pr.u-tokyo.ac.jp/index.htmlという施設を作っていた。