『ミュージアムと視覚文化の解釈』

ミュージアムスタディーズ本。ミュージアムを「意味」を構築する装置として捉える。カルチュラル・スタディーズ系。


Museums and the Interpretation of Visual Culture (Museum Meanings)

Museums and the Interpretation of Visual Culture (Museum Meanings)

アイリーン・フーパー=グリーンヒルミュージアムと視覚文化の解釈』

  1. ミュージアムにおける文化と意味
  2. 祖先を描くこととネーションをイメージ=想像〔imag(in)ing〕すること――ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーの初期コレクション
  3. 自ら語るのか?――ヒネミヒマオリ族の集会場〕とその言説
  4. 言葉と物――ナラティヴの構築、自我の構築
  5. モノと解釈プロセス
  6. 展示と解釈――ミュージアム教育と文化変容
  7. ミュージアムの再誕生


第1章は、本書の序論であり、ミュージアムの文化研究への概論/導入として、なかなかうまくまとまっている模様。以下のような構成。