『ミュージアムの誕生』
文献講読@D大候補。だけど、三回生にこれはややハードか?
The Birth of the Museum: History, Theory, Politics (Culture: Policy and Politics)
- 作者: Tony Bennett
- 出版社/メーカー: Routledge
- 発売日: 1995/05/04
- メディア: ペーパーバック
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いくつものキーワードで分かるように、ミュージアムの政治性をフーコー的な手つきで腑分けするというもの。だから読むためにはフーコーに関する一定の理解が必要となる。でも、とりあえず第1部のどれかか、第6章あたりは候補に。
トニー・ベネットは、カルチュラル・スタディーズではよく名を聞く人のひとり。本書執筆時にはオーストラリアのグリフィス大学で教えていたようだが、今はどうやらオープン・ユニヴァーシティにいるらしい。その対象は、マルクス主義、文学、日常性と幅広く、ミュージアムに関しては、以下のような本も出しているらしい。
Pasts Beyond Memory: Evolution, Museums, Colonialism (Museum Meanings)
- 作者: Tony Bennett
- 出版社/メーカー: Routledge
- 発売日: 2004/05/20
- メディア: ペーパーバック
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