三つの個展

今日まで。これはお薦め。
グループ展ではなく、三つの個展を集めたというもの。とはいえ、各々が独立しながらも、なんとなく繋がって見えるのが面白い。まるでその前に行ってきた科学館の実験展示を引き継ぐ(炊飯器の熱気で廻る風車や、ちいさなちいさなモーターによってひたすら回転し続ける脚立など)ような今村源展。会場に設えられた真っ白な通路の奥に、超絶技巧で彫られた花を一点きりっと置く須田悦弘展。刺繍という、途轍もない量のアマチュアに支えられながら「アート」のコンテクストでは使われることの余りない技法=メディア(最近「手芸」っていう概念って面白いと思う)を使って、あえかに動物や風景を表象する伊東存展。キュレーターのKさんの展示解説(お忙しいところ呼び出してすいません)も楽しく、満喫した。


こちらも参照→http://d.hatena.ne.jp/akf/20060629#p3

今村氏は、現在伊丹市美で展覧会を開催しているらしい→http://www.artmuseum-itami.jp/06imamuramodel1.html。行けたら行こう。遠いけど。


須田氏も、丸亀で展覧会をやっているよう。これはちょっと行けないな→http://web.infoweb.ne.jp/MIMOCA/event3.html