ワールド・ミュージック

買って本棚に突っ込んでいたのを、ようやく拾い読み。

ワールドミュージック/世界音楽入門

ワールドミュージック/世界音楽入門

ヘルダーの「民謡」概念から、バルトークの蓄音機による民族音楽採集、国歌とナショナリズムディアスポラと音楽、民族音楽学と録音テクノロジーなどの興味深い問題が、非常に簡潔にまとめられていて、う〜ん、勉強になります。
教科書として書かれたものらしく、原題は、World Music: A Very Short Introduction (Very Short Introductions)。その通り「very short」なんだけど、短い割には、内容は随分濃い。