広告論ビブリオ
今年からはじまった「視覚文化論」というコマで、「広告の視覚文化論」を採り上げようと、ようやく本をいろいろと引っ張り出す。
- ロラン・バルト「映像の修辞学」『第三の意味―映像と演劇と音楽と』
- これについては、もうすでに振っておいた。
- 島本浣、岸文和編『絵画のメディア学―アトリエからのメッセージ』
- ジェネラルな広告の機能については、まずは学長&師匠編のこれから。「指令するイメージ」。
- ジョン・バージャー「広告の宇宙」『イメージ Ways of Seeing―視覚とメディア (パルコ・ピクチャーバックス)』
- とりあえずはバージャーの論を紹介して。
- Marita Sturken & Lisa Cartwright, "Consumer Culture and the Manufacturing of Desire," Practices of Looking: An Introduction to Visual Culture
- 基本的な流れとしては、↑に沿って組み立てていこう。
- ジュディス・ウィリアムソン『広告の記号論 1―記号生成過程とイデオロギー (カルチャー・クリティーク・ブックス)』、『広告の記号論 2―記号生成過程とイデオロギー (カルチャー・クリティーク・ブックス)』
- 広告の視覚文化論の基礎文献も読み直して。
- 石田英敬「欲望についてのレッスン」『記号の知/メディアの知―日常生活批判のためのレッスン』
- 「ほしいものが、ほしいわ」をきっかけに
- 難波功士「広告を文化研究すること」、吉見俊哉編『メディア・スタディーズ (serica archives)』
- 同『「広告」への社会学 (SEKAISHISO SEMINAR)』
- 同「広告/身体/アイデンティティ」、阿部潔、難波功士編『メディア文化を読み解く技法―カルチュラル・スタディーズ・ジャパン』
- 北田暁大『広告の誕生―近代メディア文化の歴史社会学 (現代社会学選書)』
- 同『広告都市・東京』
- 難波氏、北田氏の広告論も。
- 荒俣宏『広告図像の伝説―フクスケもカルピスも名作! (平凡社ライブラリー (291))』
- ネタ満載
- 天野祐吉『もっと面白い広告 (ちくま文庫)』
- 『広告論講義』と『広告 (あたらしい教科書 6)』も取り寄せておこうか。
- 佐野山寛太『現代広告の読み方 (文春新書)』
- 岸志津江、嶋村和恵、田中洋編『現代広告論 (有斐閣アルマ)』
これくらいが本棚に入っていた分。他にも当然山ほどある(ヴェブレン、ボードリヤール等の消費社会論とか)だろうが、とりあえずは以上を読み返す。