中村裕太展

精華大の院生の個展。




タイルにさまざまな釉薬――おもに青と緑――を掛けて再び焼成したものを床一面に敷き詰めるというインスタレーション。ギャラリーの壁にはなんにもない(作品はどこ?という反応もやっぱあるみたい)。ギャラリーに立てば、青・緑に包まれ、近くによって手で触れてみれば、一つ一つの肌理の違いが浮かびあがる。



「作品」を足で踏みつけるという、結構得難い体験。