再告知:写真のドラマトゥルギー

再告知です。明日、東京は新宿のphotographers’ gallery – tokyo | japan (フォトグラファーズギャラリー)にて、以下の講座が開かれます。よろしくお願いいたします。

  • 第20回 photographers' gallery講座「写真のドラマトゥルギー
    • 講師:佐藤守弘・中村史子・橋本一径・前川修
    • 2007年9月30日(日)
      • 第一部 13:00〜/第二部 16:00〜
        • 一日通し券:3,000円/各回:2,000円  各回定員:25名
    • 第一部(13:00〜)
      • 佐藤守弘「旅の写真・写真の旅――横浜写真をめぐって」
      • 中村史子「保存、蒐集、集積――作品としての写真アーカイヴ」
    • 第二部(16:00〜)
      • 橋本一径「写真とは何か――「顔」と「指紋」の間で」
      • 前川修「ある写真とない写真――ベンヤミン『写真小史』再考――」
        • ※本講座は二部構成となっています。レクチャーは第一部を佐藤・中村が、第二部を橋本・前川の各講師が行います。各レクチャーの後には4人の講師によるディスカッションを設けています。
    • 今回の講座では、関東圏以外で活躍する4人の講師の方々をお招きして、写真の黎明期からアート・フォトグラフィーまで、時代や地域を問わず幅広く議論していただきます。
    • 写真は目に見えるものを物質化し、それを収集することでイメージ同士がつなぎ合わされ、さらに印刷技術によってテクストと並べられ、それぞれに固有の意味を発生させる――この一連の過程を作り出す人間の所作ゆえに、写真は存在させられていたとさえ言えるかも知れません。この写真をめぐるメカニズムを分析し、あらためて写真について考えてみたいと思います。