「大坂画壇」は蘇るか?

帰ってきたら、『美術フォーラム21』の最新号が届いていました。特集は、「『大坂画壇』は蘇るか?――『綺麗なもん』から『面ろいもん』まで」というもので、拙論も掲載されております。またアマゾンか、版元のウェブサイト醍醐書房にアップされたらお知らせします。

  • 佐藤守弘「浪華写真のヒストリオグラフィ――『月乃鏡』と『写壇今昔物語』」『美術フォーラム21』17号、醍醐書房、2008年5月、103-08

桑田正三郎『月乃鏡』(桑田商会、1916)と米谷紅浪「写壇今昔物語」(『写真月報』小西六本店、1936-40)という大阪で書かれた二つの「日本写真史」の叙述をヘイドン・ホワイトによる歴史記述論を参考に分析した小論です。