『磯崎新の「都庁」』
アセテート編集者日記 | Maintenance ModeでeditorN氏が激賞しているのを読んで、早速購入。
- 作者: 平松剛
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/06/10
- メディア: 単行本
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いろんなエピソードも満載。岸田によるライカを使った建築写真(『過去の構成』/建築物をフラグメントにして捉えるものらしい)が丹下に与えた影響の話。建築写真、模型写真における磯崎と石元康博の関係。さらに天才模型師が出て来たり、磯崎のシルクスクリーンの利用なども興味深い。なんといっても強烈なのは、辰野金吾が、死の床でやおらむくりと起き上がり、両手を挙げて「万歳」をして、そのまま絶命したというエピソード。すげぇ。
橋爪紳也氏による書評は→http://book.asahi.com/review/TKY200806240152.html。
著者自身も構造系の建築家(本書にも登場する木村俊彦事務所の出身)で、↓で大宅壮一賞を取った人らしい。読んでみよ。
- 作者: 平松剛
- 出版社/メーカー: 建築資料研究社
- 発売日: 2000/12/01
- メディア: 単行本
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