gadget展

私達は普段、携帯電話やMP3プレーヤー等、何かしらの小物を思い思いに持ち歩いています。しかし、単に道具としての諸機能を小物に期待しているというよりは、時に過剰に施されるカスタマイズに端的に表れているように、機能性とは異なった感覚でモノとの関係を構築しているのではないでしょうか。こうした振る舞いの対象となる小物は、一般的に〈ガジェットgadget〉と呼び表されています。
 本展では、今村、中村、西園、芳木による様々な既製品を素材として用いた比較的小型の作品を、〈ガジェット〉という概念を軸として紹介します。彼らの作品を通じて、人とモノとがどういった関係を構築しているのか、その諸相の一端を垣間見ることが出来るでしょう。

    • 企画  :林田新、中西園子
    • 出品作家:今村遼佑、中村祐太、西園淳、芳木麻里絵
        • 主催  :gadget展実行委員会 共催:京都芸術センター
  • gadget展関連企画トーク・セッション
    • 日時:2008.12.21(Sun) 15:00〜
    • 会場:京都芸術センター ミーティング・ルーム 2
      • (申込不要・入場無料)

同志社の後輩(林田君)が企画し、精華の指導担当の学生(中村君)が出展するという展覧会が明日から行われるそうです。京大の中西さんも元精華の芳木さんもよく知っているので、これは宣伝しとかないと。