2009-03-03 「カント感性論の現在形」 visual culture 大学院教育改革支援プログラム:古典力と対話力を核とする人文学教育 第15回視聴覚文化研究会/第3回神戸芸術学研究会 合同研究会 特集「カント感性論の現在形」 研究会主旨 コンピュータ・テクノロジーの到来によって大きく変化する社会において、カント哲学、とりわけ感性論を私たちはどのように捉え、または捉え直すことが可能なのか。またこうした状況下で、カント哲学の周辺で従来語られてきた「カント哲学のアクチュアリティ」という問題はどのように考えることができるのか、そもそも問いとして成立するのか。本研究会は、以上の問題に対して様々な側面から検討していく。 日時:3月8日 14:00〜17:00 場所:神戸大学視聴覚教室(C152) 発表 杉山卓史(京都市立芸術大学非常勤講師)「心身問題から感性論へ――不惑のカント」 伊藤政志(近畿大学医学部非常勤講師)「カント美学における可能性とカント美学の可能性――可能的なものを肯定する感性論としてのカント美学」 コメンテーター:中川克志(京都大学非常勤講師) オブザーバー:長野順子(神戸大学) 発表要旨などは視聴覚文化研究会。