『杉浦康平のデザイン』

杉浦康平のデザイン (平凡社新書)

杉浦康平のデザイン (平凡社新書)


面白かった。悪趣味ギリギリ(いや悪趣味かも)マニエリスム的なグラッフィク・デザインで気にはなっていたが、ちゃんと調べたことはなかったデザイナー。『銀花』、『遊』などは知っていたが、『噂の真相』、以前の講談社現代新書までそうとは気づかなかった。装幀家/デザイナーの重要性を再確認できる。ヘルベルト・バイヤーからの影響、東松照明細江英公奈良原一高、川田喜久治との仕事や、武満徹との図形楽譜の共作なども興味深い。以下も発注してしまった。