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諸橋轍次と『大漢和辞典』

ところで、大修館書店のウェブサイトに再録されている『大漢和辞典』編纂者、諸橋轍次による序文(http://www.taishukan.co.jp/kanji/daikanwa_jo.html)は必読。前にも書いたが、これで映画一本作れそう。大雑把にまとめると以下のよう。 大正末年に漢和辞…

第61回美学会全国大会

今年は、10/9〜11、於関西学院大学ですね。 プログラムが関学のサイトにアップされていました。 http://124.37.34.6/~kgbun/bigaku/bigaku61/

『零の発見』

有名な本だとは知っていたが、恥ずかしながら今頃読む。零の発見―数学の生い立ち (岩波新書)作者: 吉田洋一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1986/11/01メディア: 新書購入: 4人 クリック: 102回この商品を含むブログ (32件) を見る 高校生位の時に読んでお…

正誤

『SITE ZERO/ZERO SITE』No.3(「特集=ヴァナキュラー・イメージの人類学」)に書いた拙論、「〈転地〉としての考現学採集」で大ミスを発見。校正の時見落としていた。日本語に付けた仏語/英語の挿入位置を間違えただけなんだが、論旨が全く変わってしまう…

小暮写眞館

久々の宮部みゆき。 小暮写眞館 (書き下ろし100冊)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/05/14メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 252回この商品を含むブログ (138件) を見る 心霊写真がモティーフのオカルト・ミステリー(怖くない)。途…

日本記号学会:「判定」の記号論

一週間後、神戸大学で日本記号学会の全国大会が開かれます。テーマは、「判定」。 日本記号学会 第30回大会 「判定」の記号論 「判定」が全面化している。マスメディアを賑わした裁判員制度や事業仕分けから、脳死をめぐる議論、あるいは美や味覚の判定を扱…

『杉浦康平のデザイン』

杉浦康平のデザイン (平凡社新書)作者: 臼田捷治出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2010/02/16メディア: 新書購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (15件) を見る 面白かった。悪趣味ギリギリ(いや悪趣味かも)のマニエリスム的なグラッフィク・デザ…

『美術フォーラム21』マテリアリティ特集号@ Amazon.co.jp

私が共編して、昨年末に出た『美術フォーラム21』20号(特集「物質性/マテリアリティの可能性」)が、ようやくアマゾンでも手に入るようです。美術フォーラム21 第20号 特集:物質性/マテリアリティの可能性作者: 美術フォーラム21刊行会出版社/メーカー: 美…

京都新聞

今朝の『京都新聞』朝刊の「京都創才・凛談−−130年からのメッセージ」(広告ページで、京都新聞創刊130年記念企画のようです)という欄に拙文が掲載されました。タイトルは、「『過去』に定位される都市」というもので、京都と「過去」を結びつける言説につ…

JSTOR

最近、ようやくうちの大学でも、学内接続ならJSTOR--オンライン学術雑誌アーカイヴ--が使えるようになった。イエィ。 JSTOR もちろん全てではなく、「Arts & Sciences III」だけだけど、充分。今日は『オクトーバー』誌のバックナンバーを漁った。