上海2日目

今日が発表の本番でした。上海郊外の松江という地区にある上海工程技術大学という場所での2011上海国際理論研討会。小さなシンポジウムかなと思ったら、会場に入ってそのゴージャスさにビックリ。なんか記者会見でも行われるような舞台に大勢の観衆で、全く予想外でした。発表は時間が足りずに端折ってしまい、どうかなと思っていましたが、一部には受けていたようでよかった。


昼食の後、大学の芸術設計学院を見学。その後、寒風吹きすさぶ中のディズニーランドみたいな街並みツアー、そして豪華な夕食という、何もかも体験したことがなかったような一日でした。詳しくはいずれ書くかも。

帰りのバスの中で豪華な本を手渡されました。このシンポジウムと同時開催の写真賞の優秀作品が載せられた図録で、後ろにはこのシンポジウムの論文集が。もしやと思って、よく見てみると僕の本の一章が中国語に翻訳されて載っている。そういえば論文集に載せるから、既出でもいいから論文を送れと言われて、PDFで送ったのが二週間ほど前。突貫で翻訳(抄訳)してくれたらしい。生まれて初めての中国語論文となりました。これが最後のビックリ。文献情報は以下に。

  • 佐藤守弘「郷愁的地質図--一九一〇年代芸術撮影的山村風景表象」周斌訳、『紀念郎静山撮影大師誕辰一百二十周年:2011上海国際郎静山撮影芸術奨撮影大賽曁国際理論研討会 120th Anniversary of the Birth of Master Photographer Long Chin-San: 2011 Shanghai International "Long Chin-San Award" Photo Contest & International Theory Seminar』202-205。