日本写真芸術学会 第15回 関西シンポジウム

以下の学会シンポジウムに講演者として参加します。演題はお任せと言われたので、持ちネタを出したけど、どうも浮いているような。当日までに写真教育の問題にどのようにつなげるかは熟慮します。

日本写真芸術学会 第15回 関西シンポジウム

  • 写真教育の思索
    • 小子化、デジタル化、経済の悪化などの要因により写真を専攻する学生が減少しているのと同時に写真を専攻できる学校も減少しています。この現状は写真教育が岐路にあると言えるのではないでしょうか。海外の事情や新たな写真教育の動向を発表していただき、今後の写真教育を考えていきたいと思います。
  • 日時:平成24(2012)年11月3日(土・祝)13時30分〜17時00分
  • 会場:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス 直心館 J24教室
  • 会費:学会会員・学生は無料 / 一般は 1,000円
  • 第1部 講演
  • 第2部 招待講演
    • 路上・蒐集・写真
      • 佐藤 守弘(京都精華大学 デザイン学部准教授 学部長)
        • 都市の路上を徘徊し、写真を撮影し、都市の表皮に遺された人びとの営為の痕跡を蒐集すること。これは世界の断片−世界に対して換喩的な関係にあるもの−を切取り、それを別のコンテクストに置き直す−「転地」させる−ことで、世界の意味をずらすことと言えよう。それはある統一したものとして、世界の似姿をフレームのなかに再現し、場所に意味を付与する「風景」という場所表象の対極にあるものとして捉えられるのではないだろうか。
        • 本講演では、ウジェーヌ・アジェ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、福原信三、桑原甲子雄中平卓馬などの写真を参照しながら、路上/ストリート写真の可能性を追求してみたい。
  • 第3部 パネルディスカッション