『写真に関する古典的著作』
- 作者: Alan Trachtenberg
- 出版社/メーカー: Leete's Island Books
- 発売日: 1981/03/01
- メディア: ペーパーバック
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写真の発明から、発展、さまざまな「主義」の登場と、写真に関してそれぞれの時代の人がどのような言葉を紡ぎ出してしてきたのかを、歴史を追って読むことができる。
ちなみに編者トラクテンバーグの著作には、『アメリカ写真を読む―歴史としてのイメージ』がある。
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- アラン・トラクテンバーグ「序」
- 1,19世紀前期
- ジョセフ・ニセフォール・ニエプス「エリオグラフの想い出」
- ルイ・ジャック・マンデ・ダゲール「ダゲレオタイプ」
- ドミニク・フランソワ・アラゴー「報告〔写真の発明について〕」
- ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トールボット「この技術=芸術〔写真〕の発明についての手短な歴史的素描」
- エドガー・アラン・ポー「ダゲレオタイプ」
- レディ・エリザベス・イーストレイク「写真」
- 2,ヴィクトリア期における論争
- オリヴァー・ウェンデル・ホームズ「ステレオスコープとステレオグラフ」
- シャルル・ボードレール「近代の公衆と写真」
- ヘンリー・ピーチ・ロビンソン「理想主義、現実主義、表現主義」
- ピーター・ヘンリー・エマーソン「芸術への助言」
- 3,近代の諸潮流
- 5,近年におけるいくつかのテーマと問題
【追記】ちなみにヴォルフガンク・ケンプが編集した写真論の大アンソロジーについてはid:photographology:20051213を参照のこと。ドイツ語なので、僕は手を出せないが……。