実相院ほか

1,日本美術史。学生と一緒に近くの岩倉実相院に見学ツアー。何年か前に、教授の調査のお手伝いをして以来。障壁画がすごくきれいになっていて吃驚。お寺の方に無理を言って、襖が閉められていた上段の間を見せていただく。襖が開いて《帝鑑図》が徐々に出てくる様子には、思わず感動。天然記念物のモリアオガエルの卵も見られた。蛙が一番盛り上がる。
2,あわてて学校に帰って、写真史。今週の写真集コーナーは、ソビチェック編のthe camera i: Photographic Self-Portrait。セルフ・ポートレート135点の大迫力写真集。一人の学生はウンボに感動していた。写真史のメインは、肖像つながりでポートレート写真。内面の発見とか、ポートレートとエフィジーの問題とか。でもデュシエンヌの写真(世界一かわいそうなおっさん)が相当うけて、他の話がかすんでしまったような気がする。
5,視覚文化論@近大。複製の話から、ストリート・ファッション(モッドとパンク)におけるブリコラージュ(D・ヘブディッジのネタ)に持っていく。