クリスマスのポリティックス

ニューヨークでは、この季節はクリスマスの飾り付けと同じくらい、ユダヤ教ハヌカーのための燭台が飾られていた。キリスト教徒でも、ユダヤ教徒でもないので、どっちもあまり関係がないが、大学は短いとはいえ休みだし、正月気分もあって(正月も別に好きな訳じゃないけど)「Happy Holidays」という対象を限定しない複数形での挨拶は悪くないと思っていた。それとこの言葉を聞いてはじめて、クリスマスの政治性というものが実感できた。
右傾化するアメリカ合州国、やっぱ騒いでいる奴等はいるみたいで・・・

「メリー・クリスマス」か、宗教色の薄い「ハッピー・ホリデー」か――米国各地でクリスマスを前にそんな論争が激化している。激論はクリスマス商戦の広告表示から、ツリーやカードの呼び方にまで及ぶ。背景には、ブッシュ大統領再選の原動力にもなったキリスト教右派が開始した「非クリスマス化」反対キャンペーンがある。だが、他宗教の信奉者には反発も強く、ちょっとした“クリスマス文化戦争”の様相だ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/archive/news/2005/12/22/20051222ddm007030060000c.html