手芸論

手芸というのは、盆栽などとともに、近代的な「芸術」概念の、とってもマージナルなところにあって(こぼれ落ちている方だから、マージンの外か)、以前からなんとなく気になっていた。と、以下の本が出版されていたことをお買い物 - Words and Phrasesで知り、取り寄せる。

近代日本の「手芸」とジェンダー

近代日本の「手芸」とジェンダー


ぼちぼち読もう。


そういや、『湘南爆走族』の江口洋介は、手芸部の部長って設定だったな。あれも、男のホモソーシャルな社会である暴走族の、まったく逆の極にあるものとしての「手芸」だったんだろう(手芸は手芸で女性のホモソーシャルな社会だし)