2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

地蔵ハウス

百万遍のビルの脇腹にくっついて建てられた地蔵ハウス。こういうのって結構見るけれど、区画整理とかで、元の居場所にいられなくなったお地蔵さんが集まっているのだろうか。

ちょっと違った……

ネットで商品を買うってのは、もちろん現物を見ずに買う訳で、「えいやっ」て買って、届いて「ありゃ?」ってことがたまにある。 国立科学博物館編『標本学―自然史標本の収集と管理 (国立科学博物館叢書)』 すごく楽しそうなタイトル。表紙のイメージも素敵…

パンク・パンク・パンク

こんなの掛けながら原稿書き(現代アートのテキストの「パンク」項)。基本文献みたいなもん。 上に挙げている初期のUKパンク(ジョニサンはNYだけど、アナーキー・トゥアーの文脈ではUKかな)の文脈からは、はずれるけど、これもやっぱりパンク。音と言い、…

永源遙

引退するらしい。 http://www.asahi.com/sports/update/0318/124.html 永源遙 - Wikipedia 確かに「世渡り上手」。でも、これもプロレス。

ぶらぶらストロール・オン

大学へ。といっても忘れ物を取り&仕事をちょっとていう感じなので、急ぐこともなく、ぶらぶらと。まずは下御霊神社の廃棄されかけの常夜灯。ワンカップ乗せられちゃって。 蔵の装飾の鶴。漆喰細工だろうか(これって前も写真を載せたような気がするけど、ま…

ダンメン

昨日もそうだったけど、この日録でときどき「建物の痕跡」と称して、京都の街中に種々見られる建物の「脇腹」などに残った別の、今はない建物の痕跡の写真をアップしている。これまで、言及したのは以下のエントリ。 幽かなトマソン - 蒼猴軒日録 不可視の痕…

みうじゅん写真集

下のエントリで痕跡採集のことを書いているが、現在の採集業界(そんなものあるのか?)における顔役の座を赤瀬川原平から奪い取ろうとしているのが、みうらじゅんである。そんな彼の初の写真集を手に入れた。アイノカテゴリー作者: みうらじゅん出版社/メー…

御神酒徳利

とある店の角の鳥居。板が打ち付けられていて、マジックで描かれている。この角は北西だから、鬼門の祓いという訳でもなさそう。立ち小便除けか、車が追突するのを防ぐためか。水入りのペット・ボトルも、普通なら猫除けだろうが、鳥居の前にあると御神酒徳…

ハリセン

前から見たかった映画『お父さんのバックドロップ [DVD]』のDVDも届く。といっても、時間が取れず、本編はまだ見ていない。原作は、言わずと知れた中島らも『お父さんのバックドロップ (集英社文庫)』。このジュヴナイル小説(およびモデルの上田馬之助)に…

寄生虫博士

藤田センセイの本がまとめて届いた。 寄生虫クンのイラストが妙にかわいい。で、ちょっと読み始めたけど、藤田センセイ、いきなりフル・スロットル。インドネシアから500個もの容器に入れた人糞を持ち出そうとして、税関吏に怪しまれ、人糞だと思っても信じ…

同級生

こないだ同い年のid:photographology君と喋ってて、周囲にいる院生に松坂世代が多いって話になって、じゃあ僕ら(1966〜67年の学年)は、タイソン世代かって話になった。他に誰がいるんだろうと1966年 - Wikipediaと1967年 - Wikipediaを見てみたら、結構い…

江戸/東京論ブームから20余年

2006年度建築史学会記念シンポジウムが、4/22に東大で「東京論その後」と題されて行われるらしい。80年代の江戸/東京論ブームといわれる一群の言説をリードした三人の建築史研究者によるパネル・ディスカッションらしい。三人とは、『明治の東京計画 (岩波…

痕跡の生成

近所で家が一軒解体されている。京都の街中の家は、お互いが接して建っているため、京都の工務店の家を切り離す技術は、他府県の業者の追随できるところではないという。そのように丁寧に切り離された家の痕跡は、出来るだけ目立たないように処理されるのだ…

討論会「風景の背後」開催のお知らせ

4月に東京で、以下のような討論会が開催されます。風景やパブリック・アートの問題に関心を持つ美術史家、美術批評家のカトリーヌ・グルー(『都市空間の芸術―パブリックアートの現在』など)さんの企画によるもので、お歴々に混ざって、若輩者の僕も末席を…

香箱

猫の箱座り。手足尻尾を全て格納した(尻尾が特に「格納!」って感じ)、猫が最もリラックスしているときの格好だという。「箱座り」というのは、もともとは「香箱を組む」と言ったことからだと、どこかで読んだ。「香箱」、すなわち香合のこと。確かに、香…

コレクション自慢

お薦めの本。集める!―私のコレクション自慢 (岩波アクティブ新書)作者: 岩波アクティブ新書編集部出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2004/03メディア: 単行本購入: 1人 この商品を含むブログ (2件) を見る→岩波書店 コレクターたちが、自らの蒐集について語…

忘れ物

先日の視聴覚文化研究会に参加の人で、ノート(A6リング式、緑色の表紙)と筆入れ(水色の布製)を忘れた方は、僕が預かっていますので、メールででも連絡下さい。

路上の絵画

絵画を絵画たらしめるのは、額縁かもしれない。 路上のミュージアム

本の情報

昨日、話していた本はこちら。 →神戸聴覚文化論組の二人:ジョナサン・スターン「医療の音響文化:間接的聴診、聴診器、『生者の検屍』」(Auditory Culture Reader (Sensory Formations Series))。聴覚文化リーダー - 蒼猴軒日録につけられたid:taninenさ…

視聴覚文化研究会:論文発表会二日目

→視聴覚文化研究会 - 蒼猴軒日録 昨日は、四発表。 小泉雅行(神戸大学)「レニ・リーフェンシュタールの記録映画分析」 卒論。「ナチ協力者として罪である」、「いや美的に素晴らしい」と毀誉褒貶甚だしいリーフェンシュタールの映画を、そうした対立からず…

府知事選挙

今日、市役所の前を通りかかったら、京都府知事選挙の告知の看板を設置中で、作業の人々に混じって、報道陣もちらほらいた。「告知するという行為」を「告知」するわけか(まあ別にオチはないけど)。

視聴覚文化研究会:論文発表会初日

→視聴覚文化研究会 - 蒼猴軒日録 昨日は、三発表。 太田賢佑 id:spaceoddity(京都精華大学)「ジョゼフ・コーネル論 ―アトリエ、ファイル、箱作品をめぐって」 ジョセフ・コーネルによるレディ・メイドを配列した「箱作品」を一種のコレクションとして定義…

写真はイメージです

まあ、そりゃそうだ。

京都民俗談話会

次のような研究会が行われる模様。京都民俗学第195回談話会@ウィングス京都 - Nagaの〈どゐ〉 - naganodoiグループ経由で。 京都民俗学第195回談話会 日時:3月27日(月)18時30分〜21時 会場:ウィングス京都(中京区東洞院通六角下る御射山町) 発表者:…

痕跡(アナログ)

タイル系の外壁にもかかわらず、昨日のようにデジタルっぽくならず、アナログのまま。隣家と隙間があったということか。

分母分子論

大瀧詠一―総特集 大瀧詠一と大瀧詠一のナイアガラ30年史 KAWADE夢ムック 文藝別冊出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/11メディア: ムック購入: 2人 クリック: 25回この商品を含むブログ (38件) を見る昨日ふと買ったムック。大瀧詠一、相倉久人「大…

ピクセル

タイルのおかげでピクセルが見えてしまったデジタル痕跡。『超芸術トマソン (ちくま文庫)』でもすでに報告されてたっけな。

キムラ

木村充揮(いまだに改名前の「秀勝」の方がしっくりくるけど)が、憂歌団でのデビュー以来、30周年を迎えるってんで、こないだはNHK-BSで絢爛豪華なゲストを迎えた記念ライヴをやってたが、記念のセルフ・カヴァー・アルバム(まあ昔は、「再演」とか「新録…

誰カバ

↓で木村充揮デビュー30周年とか書いてたら、奇遇にも、もう一組30周年を迎え再結成したバンドの話題を、夕方の関西ローカルのニュースで見た。「誰カバ」こと、誰がカバやねんロックンロールショーである。コミック・ロックンロール・バンドで、僕が中学の頃…

ナイトスクープ

出る出ると言われながら、なかなか出なかった『探偵!ナイトスクープ』のDVDがついに出る模様。6月に二本、7月にもう二本。勿論「爆発卵」も→ワーナー・ブラザース公式サイト また異常に詳しいウィキペディアの項目